月別アーカイブ: 2016年1月

朝日広尾マンション

緩やかに山を下りる。
次第に雪は雨に変わる。
靄の向こうから、おすすめリノベマンションから十和田湖がゆっくりと浮かび上がってくる。

十和田湖は真冬だった。
雪こそ降ってはいないが、恐ろしく寒い。
オジサンたちは震えながら、乙女の像を目指す。

乙女の像は高村光太郎の作品。
「彫刻は空間を見る。二体の隙間に面白味がある」という理由で、同じ像を向かい合わせたらしいが、その時はそんなことは露とも知らない。
「もっと細い方が良いなあ・・・」
「この頃の女性は健康的やなあ・・・」
と、オジサンたちは些か太目の女性像に言いたい放題。

かの佐藤春夫は「十和田湖の自然を雄大で静かで、内面的な風景と見て、そうした自然の味わい方を表現したもの」と解釈していたらしい。
これが非凡と平凡の違いだろう。

因みに、乙女の像の顔は智恵子がモデルであるという。
東京には、空がない・・・。
オジサンには、知性がない・・・。
嗚呼。

芯まで冷えた躯を温めるべく、ボクたちは今宵の宿泊地である弘前に向かった。
この日からさくらまつりが始まる弘前。
ホテルもほぼ満杯。
名にし負う弘前城の桜である。
せめてひと目だけでも・・・。

諦めてはいても、ここでも奇蹟を願ってしまうオジサンたち。
案外、純情。

西麻布ハイツ

仮に興味があったとしても、ああやって並ぶことは理解しがたい。
人より先に(それも何分か何時間か何日か)中古マンションの西麻布ハイツを手に入れることの何処に、彼らは価値を見いだしているのだろう。

先を争い、彼らは何をしたいのか・・・。
そして、何があんなに嬉しいのか・・・。
ボクにはさっぱり分からないのである。

まあ、他人の趣味に難癖つける気はないから、どうでも良いが・・・。

iPadは、本を読めるというのがウリであるらしいが、活字離れと言われて久しい若者たちが、iPadだからといって本を読むとは思えない。
読書好きは「本好き」という面を持ち合わせている場合も多く、本を積み上げる喜びを容易く手放すとも思えない。

結局、新しい大人のオモチャとなって、何処かのお金持ちが更にお金持ちになるというだけのことなんだろう。
というワケで、ボクは恐らくiPadもiPhoneも買うことはない。

もちろん誰か奇特な方がくれるというなら、断ったりしないけどね・・・。

ミサワホームズ東大井

梅雨の晴れ間。
照りつける太陽。
中古リノベーションマンション
日傘を差す女性とすれ違うことが多くなった。

これが邪魔で仕方がない。
おまけに危険。

東京のド真ん中。銀座。
普通に歩いてさえぶつかりそうな人の波。
そこで平気で日傘を差す。
この神経はかなり図太い(そう言う女性は大抵ウエストも図太い?)。

日傘を差すなとまでは言わないが、せめてそっちが避けてとボクは言いたい。
たいていの場合、避けるのは差してない方。
日傘の女性は、何食わぬ顔で直進してくる。

傘の露先が丁度、顔の辺りを通過する。
避けなきゃ当たる。
下手すりゃ怪我する。

痛いのはこっち。
痛くない向こうは慮ってくれない。
仕方ないから避ける。
すると新たな刺客が続いてくる・・・。